バラの季節はすっかり一段落ついてしまいましたが、今後バラを育ててみたいという方へのお薦めバラ5種のご紹介です。
まずそのまえに3つだけ基本の知識を。
もちろん「これが育てたい!」というバラがあるならそれを選ぶのが一番ですが、1年を通して花が咲いてくれると日々観察するクセがつき、それはバラの理解にもつながります。
枝はどこから伸びてくるか、蕾はどんな風に出てくるか。
これは実はとても重要な知識で、バラに必要な剪定箇所も学ぶことが出来ます。春だけに咲く「一季咲き」では一年毎になってしまいますもんね。
バラは種類によってはとても管理が難しく、怠ると年中病気になってしまうものも中にはあります。初心者がそれを選んでしまうと、なかなか精神的に辛いものがあるので、これはかなり重要なポイントかもしれませんね。1番良いのは、ちょっとハードルが高く感じられるかもしれませんが、近くのバラの専門店に行って相談してみてください。
バラ専門のお店なら店員さんの知識も豊富で、何よりバラを大事にしているのでレベルに合ったバラを紹介してくれることでしょう!
植物好きさんでも、バラをはじめて買う時はその値段の高さに間違いなくびっくりされると思います。
なので、ついついそんな中でも安い株(それでも¥1000は超える)に手を出してしまいがちですが、それはバラの楽しみ方を8割くらい損してしまうような気がします。
バラは、一気に咲き誇る花の数々とその香りを楽しむのが醍醐味です。安い苗(新苗といって花は咲かせず育てます)はそこにたどり着くまで3年以上かかってしまい、結局待ちきれずに次から次へと他の大きなバラが欲しくなる。これはバラに嵌った人たちのほとんどが通過する道ではないでしょうか(笑)
それを考えると、はじめてのバラは株もしっかり年数を経たものを選ぶと良いです。
そんなポイントを抑えつつ、市場で手に入りやすくかつ、育てて良かった!と思えるバラ5つをご紹介!
■ピエール・ドゥ・ロンサール
言わずと知れた、世界中で最も愛されるバラ。
■ローズ・ポンパドール
ラベンダーピンクでコンパクトにも仕立てられます。
■ペッシュボンボン
ちょっと変わった花色をお探しの方へ。ボンボンはお菓子の意。
■パレード
濃い目のピンクで主役級のインパクト。とても元気に育ちます。
■アイスバーグ
白バラが好きな方にお薦め。花数が凄いです。
他にもたくさん素敵なバラがありますが、悩み始めると尽きないのもバラ選び。
まずは気楽にこのあたりから挑戦してみてはいかがでしょうか?(*^^)
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