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エプソン パルセンス初号機を使ってみました
ウエアラブル端末が世の中に出始めて、もうだいぶ時間が経っているのに実用レベルで使えるようになったのはまだここ2,3年くらいだと思うんですけど、どうでしょうか。私も初代SONYのSmart Watchの時代から使い始めて2代目Smart Watchまで使ってきましたが、メールやSNSの通知を受信しても地図を小さく表示出来ても、結局は閲覧しか出来ずその先に発展にしてくれないストレスがありました。
それがようやく日常ユースのレベルまでのし上がれたのは
「腕で心拍が取れるようになってから」だと私は思っていて、実際この端末にして活用の幅が一気に広がりました。
心拍が取れると現在の運動強度が測れるので、エクササイズのレベルを自分でコントロール出来るようになるんですよね。
活動し終わった結果を見る歩数計やカロリー消費量も良いけれど、リアルタイムで運動の強度と調子を把握出来るのはモチベーションにもなるし一歩進んだトレーニングが「出来ている」気分になります(笑)
さて、私が使っているのは EPSONのPULSENS PS-500B
2016年2月には PS-600bという新作もでているようですが
あえてこのレビュー。
まず、売りである「時計だけで心拍が取れる」というもの。
これは本当に簡単に、しかもほぼ正確に即座に心拍が計測出来ます。
私は自転車に乗っているので、心拍計測をしたかったんですが、わざわざチェストバンドをするのがどうしても嫌で
この機能があるというのが最重要条件で端末を探していたのでした。
これは本当に革新的だったんじゃないかなぁ。
ただ、当然万歩計機能がついていて、これが自動車に乗っていてもカウントされるので、このあたりはまだ精度をあげるのはもっともっと先になるんだろうと思いました。
アプリの作りはとっても優秀
そして見やすいiOSとAndroid対応のアプリ。
これは本当に見やすくて管理しやすい。超便利。
バッテリーの持ちは十分で、私は毎日お風呂に入っている間に充電して、出てきたらまた装着して寝るというパターンです。
ロングライドで半日中Bluetoothで心拍計測を別アプリと連動させる、などがっつり使うと充電に1時間ちょっとかかりますが、普段使いなら1時間もかからずに充電完了します。
これも気に入っている点ですね。
ちなみに、メールや電話着信、スケジュールは連動して表示出来ますが、Bluetoothを常時ONするのが嫌で使っていないのも充電が早く終わる理由なのかもしれません。
気になる点としては・・・
- 女性には少々大きめ。シャツの手首のボタンが止められない
- バンドの固定穴が、ずっと同じところだとゆるんでくる
※替えバンドを通販で買えるようにしてほしい - 端末が対応していないと残念なことになるようです
※メーカーの対応機種はしっかり確認すること
これくらいでしょうか。
また、体の数値を記録するだけでなく、日中移動した位置ログもざっくりの範囲で地図に残してくれるので、これも私はゆるいライフログとして便利だなと思います。
故障も多いけどサポートが手厚く好印象
実は購入して2年の間にクレードルとの接触不良やアプリの不具合などでサポートセンターに何度かお世話になっていますが、その都度しっかりサポートしてくれるので、2年過ぎた今も問題なく大満足な端末で、まだまだ使い続けたいなと思っています。
とはいえ、初代機が独特なフォルムなのに対して新作はより腕時計としてのデザインが強く見た目も自然なのでちょっと気になってます。
次はそっちに買い替えかな・・・?
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